
1) GAIN:入力ゲインを調整します。右をフルに回すと少しオーバードライブがかかります。
2) 3BAND EQ: 低音~中~高音域を調整します。
3) LEVEL:出力レベルの調整です。
4) EFFECT ON/OFF SW:エフェクトのON/OFFの確認を行います。
消灯している時はエフェクトオフのTrue-Bypassです。
5) TREBLE TONE MODE スイッチ: TREBLEコントロールのモード切り替えです。
高音域のエッジ(プレゼンス)をマイルド/ブライト かを選択します。
6) IN:ベースの入力です。電源(電池の場合)のON/OFFも兼ねていますので
使用しない時はプラグを抜いてください。
7) OUT:出力です。標準ジャックでアンプ、又はエフェクターの入力へ繋いでください。
8) DC9V In: 外部電源からの供給端子です。
ACアダプターは必ずセンターマイナス9Vのものをご使用ください。
SAMPLE SETTING

Youtube動画の説明です。
まずは [1] Reference Setting
音色的には少し艶が出るぐらいで、あまり変化はありません。
バッファーとして、また若干のクリーンブースターとして!
ポイントはノブの位置です。
本機は BASS / MID / TREBLE 全て12時がフラットではありません。
[1] Reference Setting では BASS / TREBLEが最小ですね。
この状態でパッシブ(本機OFF)と同じです。
このMIDを変化させるとBASS / TREBLEにも変化が出てきます。
GAIN / Master LEVELも余裕がありレンジが広いです。
→ つづいて[2] SLAP です。
MIDをカットすることで、耳に痛くない感じで
TREBLEがクリアに効いてきます。
BASSも重たくなり過ぎず、いい感じのドンシャリに!
→ つづいて[3] Vintage Drive です。
TONEモードスイッチをMILDにします。
さらにTREBLEをカット
MIDを3時ぐらいまで持ち上げ
BASSは9時ぐらいで十分ローが出ます。
LEVELを下げておいて、GAINをフルアップ!
PUの出力にもよりますが、クリーミーに歪み出します。
この動画の途中ではGAINを下げてクリーンな感じでも演奏しています。
[2]のSLAPとは真逆な感じですね!
→ 最後は [4] Active Bass です。
オールマイティに使えるいわゆるアクティブベースの音のイメージでしょうか!
各帯域が少し持ち上がって、バランスのとれた抜けの良いサウンドです。
[1]Reference Setting でも書きましたが
本機のフラットセッティングは[1]のノブ位置です。
これを敢えて各ノブ12時のセッティングにすると、このサウンドです。
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以上、本機の特徴を現した4種のサンプルセッティングです。
*動画と一部ノブの位置が異なるところもあります。
[1] Reference Setting [2] SLAP
[3] Vintage Drive [4] Active Bass
如何だったでしょうか?
[2] [3] が両極端な感じですが、本機の特徴が現れていると思います。
PC/スマホのスピーカーでは違いがわかりにくいと思います。ヘッドフォン、オーディオスピーカーでご視聴ください。
一般的な3BAND EQとノブの効き幅が異なるかもしれませんが、より直感的にコントロールできるように工夫しました。
またTONEモード(MILD/BRIGHT)とTREBLEをパッシブベースのハイカットトーンを上手く併用するのも良い結果が得られると思います。
*Fender Jazz Bass (Fender Japan 1982年製)
仕様:バダスⅡブリッジ、S.ダンカンのPU SJB-1
HIPSHOTのDチューナー付きのパッシブです。
ベースアンプ SWR "Super RED HEAD" マイク録り